BIZTELをご利用頂くには、ルータにIP電話を用いるための設定が必要な場合が御座います。
ネットワークに関する要件がありますので、下記資料に基づきルータのフィルタ設定等を実施お願い致します。
企業様で複数端末でご利用の場合、法人様向けルータでのご利用をお願いしております。
YAMAHA製「RTXシリーズ」と同等以上を推奨とさせていただいております。
※ルータの設定は弊社でサポート致しておりません。ご購入の販売店、メーカー、ネットワークベンダーへ
お問い合わせください。
https://strg1.link.co.jp/public/R00sgAQFLkVAqrMB4rBVej93nPE6F7KyzUyoZG9WAx4B
・BIZTELクライアント通信要件表.pdf
■ルータの設定確認が必要なケース
BIZTELの利用環境(オフィス移動、在宅など)を変更し以下のような事象が発生する場合、
ご利用のルーターに上記の「BIZTELクライアント通信要件表」の設定が行われているか
ご確認お願い致します。
・BIZTEL管理画面が参照できなくなった。
・ソフトフォンが繋がらなくなった。(回線未接続といったエラーが表示される)
・通話すると相手の音声が聞こえない、または自分の音声が相手に聞こえない。
■ ネットワークについて
快適に BIZTEL をご利用頂くために下記の基準を設けております。
ネットワーク確認の際にこちらもご参照ください。
- 有線LAN接続が可能なこと(推奨)
在宅等、無線LANでご利用の場合、事前に利用環境でのご確認をお願いします。
無線LANは一般的に電波を使用した通信であるため、有線と比較して安定度が劣り問題が
発生しやすい環境となります。
音声劣化等に関するお問い合わせの際、障害切り分けのため一時的に有線LANでのご利用を
案内をさせていただく場合がございます。
また、お客様環境についてはサポートできない範囲がございます。
- 1通話(1ch)あたり200kbps が通信系路上で安定して確保可能であること
- 「BIZTEL 通信ポート・プロトコル」(上記記載)の値がルータやファイアウォールなどネットワーク機器において正しく開放設定されており通信を阻害しないこと
- BIZTEL音声の通信経路上にあるファイアーウォールなどネットワーク機器が SIP 通信のデータ改変を行わないこと
※SIP-ALG、SIP-NAT 機能など
- トラフィック過多の音質劣化、パケットロスを防ぐ為にローカルネットワーク上でポート番号基準の QoS 機能を適用できること(推奨) ※VPN構成の場合は必須でお願いしています。
- NAT タイマーの保持期間が1時間程度に設定されていること
- プロキシを経由しないこと (プロキシを経由する通信の場合はご利用頂けません
- IPoE(IPv4 over IPv6)についてはサポート致しておりません。
上記が正しく設定されていない場合、通話中・保留中の切断や音声の未到達、音質の劣化など通信問題が発生する場合がございます。
※本要件はお客様に快適に BIZTEL をご利用頂くための一つの基準であり、この要件を満たした場合に問題が発生しないことを保証する内容ではございませんので予めご了承ください。
■次世代型ファイヤーウォールやUTM導入している環境での事例
ルータとは別にセキュリティ強化の為にファイアーウォールを導入される場合、アプリケーションレベルでの通信監視を行うためトラブルが発生する場合がございます。
下記は他のお客様で次世代型FWやUTM導入し動作しなかった場合の事例となります。
1.SIP-ALG/SIP-NAT 機能無効化をお願い致します。
→SIP 通信のデータ改変を行う機能が有効になっていると通話が正しく行えない
場合がございます。
2.SIP-ALG以外に特定FW固有の設定としてSIP/RTPの別ポリシーが存在していた
→SIP Application Override Policyなど
ポリシーを追加する際のBIZTELのポート番号につきましては以下の通りです。
・TCP ポート:5060
・UDP ポート:10000~20000
3.外線発信や着信は問題ないが、内線通話などで同じネットワーク上に対して
折り返し通信が発生する場合に無音になる事象があった
→IN方向開放やポリシー制限周りの開放が必要だった
4.FWの制限が厳しく、IN方向についてポート開放が必要だった
5.プロキシサーバが別途存在していたためソフトフォンの起動時の阻害要因となっていた
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6.FTP ALG機能が存在しており、一括ダウンロードサーバへの阻害要因となっていた